# エンディングノートの書き方｜何から書く？9項目の記入例とつまずかないコツ

> エンディングノートに何を書けばよいのかを、9つの項目ごとに記入例つきで解説します。書き始めの順番、書きにくい項目の扱い方、保管と家族への伝え方まで。無料のデジタルノートですぐ書き始められます。

- URL: https://endingnote.nanae.me/guides/ending-note-kakikata
- カテゴリ: エンディングノートの書き方
- 公開: 2026-09-05
- 最終更新: 2026-09-05

## この記事の要点

- エンディングノートに書くことは9項目に整理でき、迷ったら財産や契約といった「事実」から書き始めます。
- 葬儀とお墓の希望は、亡くなってから数日以内に決まってしまう項目なので優先して書きます。
- 契約とサブスクは、引き落とし明細を1か月分見れば洗い出せます。
- 書いた内容を家族に見せる必要はありませんが、ノートがあることと保管場所だけは信頼できる家族に伝えます。
- エンディングノートに法的な効力はないため、財産の分け方を確定させたい場合は遺言書を作成します。

エンディングノートは「もしものときに、家族が困らないための情報をまとめておくノート」です。ただ、いざ書こうとすると「何から書けばいいのか分からない」「重い気持ちになって手が止まる」という声をよく聞きます。この記事では、書く項目を9つに整理し、それぞれの記入例と、途中で止まらないための順番のコツをまとめました。

## エンディングノートに書くこと（9項目の全体像）

書く内容に決まりはありませんが、遺された家族が実際に困るのは「どこに何があるか分からない」ことです。そこで、探す手間を減らす情報から順に並べると、次の9項目になります。

| 項目 | 書くこと | 家族が助かる場面 |
| --- | --- | --- |
| 1. わたしについて | 本籍・生年月日・マイナンバーの保管場所・略歴 | 各種届出、戸籍の取り寄せ |
| 2. 家族・親族 | 家族構成、連絡先、疎遠な親族の情報 | 訃報の連絡、相続人の確定 |
| 3. 資産・財産 | 預貯金、証券、不動産、保険、貸金庫 | 財産の把握、相続税の判定 |
| 4. 負債・契約 | 借入、ローン、保証、サブスク、公共料金 | 解約、支払いの停止、相続放棄の判断 |
| 5. デジタル遺品 | スマホ、SNS、ネット銀行・証券、有料サービス | アカウントの整理、資産の見落とし防止 |
| 6. 医療・介護の希望 | 持病、かかりつけ医、延命治療、介護の希望 | 意思確認ができないときの判断 |
| 7. 葬儀・お墓 | 葬儀の形式、宗派、菩提寺、納骨先、連絡してほしい人 | 数日以内に決めなければならない場面 |
| 8. 相続・遺言 | 遺言書の有無と保管場所、分け方の希望 | 遺産分割の話し合い |
| 9. 大切な人へのメッセージ | 家族・友人へ伝えたいこと | —— |

「ななえの手帖」のノートも、この9項目に沿って入力欄が用意されています。

## 書き始めの順番｜迷ったら「事実」から書く

つまずく人の多くは、いちばん重たい項目（延命治療の希望や、家族へのメッセージ）から書こうとしています。おすすめは逆で、**調べれば答えが決まる「事実」から埋める**ことです。手が動きやすく、書き終えた実感も得やすくなります。

1. **資産・負債の一覧**（通帳・証券口座・保険証券・ローン残高）— 手元の書類を見れば書けます
2. **契約とサブスク**（携帯、電気・ガス、動画配信、クラウド）— 引き落とし明細を1か月分見れば洗い出せます
3. **家族・親族の連絡先** — 訃報の連絡先はここで決まります
4. **医療の情報**（持病、常用薬、かかりつけ医）— お薬手帳を見ながら書けます
5. **葬儀・お墓の希望** — ここから少し「希望」の話になります
6. **相続の希望と遺言書の有無**
7. **大切な人へのメッセージ** — 最後でかまいません。空欄のままでも問題ありません

> **全部を一度に埋めなくてよい**
>
> エンディングノートは提出物ではありません。書ける欄から少しずつ埋め、思い出したときに追記していく使い方で十分です。1回で完成させようとすると、たいてい途中で止まります。

## 項目別の記入例

### 資産・財産｜「残高」より「ありか」が大事

金額は変わりますが、口座の存在は変わりません。家族がいちばん困るのは残高を知らないことではなく、**口座があること自体を知らない**ことです。金融機関名・支店名・口座の種類まで書いてあれば、残高照会は家族が手続きできます。

- ○○銀行 △△支店 普通預金（通帳は書斎の右引き出し）
- ○○証券 特定口座（NISAあり／取引報告書はメールで受信）
- 生命保険：○○生命 終身保険 証券番号 xxxx（受取人：妻）
- 不動産：自宅（○○市○○町 1-2-3）／権利証は貸金庫（[実家じまい](https://endingnote.nanae.me/guides/jikka-jimai)を考えるときの出発点にもなります）

> **暗証番号やパスワードそのものは書かない**
>
> ノートは第三者の目に触れる可能性があります。暗証番号・パスワードは書かず、「パスワード管理アプリを使っている」「金庫の中のメモに書いてある」のように**ありかだけ**を残すのが安全です。

### 負債・契約｜プラスの財産より先に確認される

借入や保証債務は、相続するかどうか（[相続放棄](https://endingnote.nanae.me/guides/souzoku-tetsuzuki)を検討するか）の判断に直結します。判断の期限は原則3か月なので、家族が短期間で把握できるように書いておく価値がとても大きい項目です。連帯保証人になっている場合は、必ず書き残してください。

### 医療・介護の希望｜「誰に決めてほしいか」まで書く

延命治療の希望は、○か×かで決めきれないこともあります。その場合は「回復の見込みがないときは自然な形で」「判断は妻に任せる」のように、**方針と、決めてほしい人**を書いておくと、家族が決断を背負い込まずに済みます。

### 葬儀・お墓｜数日以内に決まってしまう項目

葬儀は亡くなってから数日で形が決まります。希望を残しておかないと、家族は「これでよかったのか」と迷ったまま進めることになります。規模（家族葬・一般葬）、宗派と菩提寺、連絡してほしい人のリスト、遺影に使ってほしい写真の場所まで書いてあると、そのまま実行できます。

## 書いたあとが本番｜保管と、家族への伝え方

エンディングノートで最も多い失敗は、**書いたのに見つけてもらえない**ことです。金庫の奥にしまい込んだノートは、必要なときに開かれません。次の3点を必ずセットで決めてください。

1. **保管場所を1か所に決める**（分散させない）
2. **家族の誰か1人には場所を伝える**（内容まで見せる必要はありません）
3. **年に1回、見直す日を決める**（誕生日や年末など。口座・契約・連絡先は意外と変わります）

デジタルで書く場合も同じです。「ななえの手帖」は入力内容をお使いの端末のブラウザ内だけに保存し、外部サーバには送信しません。そのぶん、端末を替えたり初期化したりすると消えてしまうので、**書き出し（JSON）でバックアップを取る**、または**印刷して紙で保管する**のどちらかを必ず行ってください。

[エンディングノートを書き始める](https://endingnote.nanae.me/note)

## 財産を書き出したら、相続税の目安も確認しておく

資産の欄を埋めると、はじめて「自分の財産がいくらか」が見えます。相続税がかかるかどうかは、[基礎控除](https://endingnote.nanae.me/guides/souzokuzei-kiso-koujo)（3,000万円＋600万円×法定相続人の数）を超えるかどうかが最初の分かれ目です。超えそうであれば、早めに対策を考える余地があります。

「ななえの手帖」では、ノートに入力した資産・負債・家族構成が[相続税の計算ページ](https://endingnote.nanae.me/tax)に自動で引き継がれるので、書き出した内容のまま目安額を確認できます。

## よくある質問

### エンディングノートは何歳から書くべきですか？

年齢の決まりはありません。病気や事故は年齢を問わないため、財産や契約が増える30〜40代でも書く意味があります。実際には、退職・親の相続・入院など「生活が変わったとき」がきっかけになる方が多いです。

### 手書きとデジタル、どちらがよいですか？

どちらにも利点があります。手書きは家族が見つけやすく、機器が不要です。デジタルは検索・修正がしやすく、内容が増えても整理できます。デジタルで書いて印刷し、紙も保管しておく方法が、両方の利点を取れておすすめです。

### 書いた内容を家族に見せる必要はありますか？

内容を見せる必要はありません。ただし「エンディングノートがあること」と「その保管場所」だけは、信頼できる家族に伝えておいてください。存在を知られていないノートは、必要なときに使われません。

### エンディングノートに書けば、そのとおりに財産を分けてもらえますか？

いいえ。エンディングノートに法的な効力はないため、希望として尊重されることはあっても、そのとおりに分ける義務は生じません。分け方を確定させたい場合は遺言書を作成してください。詳しくは「エンディングノートと遺言書の違い」で解説しています。

## 一次情報の確認先

- [法務省](https://www.moj.go.jp/)：相続・遺言・登記の制度
- [国税庁](https://www.nta.go.jp/)：相続税・贈与税・所得税の取扱い

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本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の税務・法務に関する助言ではありません。
制度は改正されることがあります。実際のご判断にあたっては、国税庁・法務局などの最新情報をご確認いただくか、税理士等の専門家にご相談ください。

出典：ななえの手帖（https://endingnote.nanae.me/）
